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2019年6月21日(土)に放送される世界一受けたい授業で、渋川祥子先生がご出演されます。
世界一受けたい授業では常連となっている渋川祥子先生、この度82歳で最後の授業をされるそうです。
そんな渋川祥子先生について詳しくまとめていきたいと思います。
もくじ
渋川祥子先生って?
渋川祥子先生は調理科学研究の第一人者です。
調理科学とは、調理をすることによって、食品の成分がどう変化していくのか科学的に解明し、いつでも同じ美味しさになるよう調理方法を研究している学問のことです。
それを通して電子レンジやオーブンレンジなどといった調理器具や家電製品などの開発に生かされています。
渋川祥子先生が大きく貢献したと評価されたことで、日本家政学会賞を受賞しました。
そんな渋川祥子先生の経歴や学歴などをもっと詳しく見てみましょう。
渋川祥子先生の経歴・学歴など
渋川祥子先生は1936年に広島県で生まれました。
そしてお茶の水女子大学家政学部にて食物学を学びました。
それから鹿児島女子短期大学や横浜国立大学教育学部(現在の教育人間科学部)、そして聖徳大学にて、調理科学を教えてきました。
1998年には、調理機器や家電製品の開発に大きく貢献したことが評価され、日本家政学会賞を受賞しました。
さらに家庭科教師を目指している生徒の教育にも尽力し、小学校から高校までの家庭科の教科書や食育の本を執筆・監修も多く手掛けています。
そして加熱する時の温度を管理することで美味しく料理ができる「マジッククッキング」をテレビで披露するなど様々な面で活躍をされてきました。
さらに、渋川祥子先生は横浜国立大学名誉教授を務めており、教授は瑞宝中綬賞も受賞されています。
そしてこれまで、何度も世界一受けたい授業に出演され、色々なレシピを披露されてきました。
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渋川祥子先生のレシピ
これまでたくさんのレシピを披露されてきましたが、その中でいくつか注目を集めているメニューを紹介していきたいと思います。
マシュマロで簡単杏仁豆腐

(準備するもの)
・マシュマロ6個
・水20cc
・牛乳80cc
・アーモンドエッセンス10滴程度
・フルーツ適量
(作り方)
まず耐熱ボウルにマシュマロと水を入れて、ラップをせずに電子レンジで2分間加熱をします。
液体になったらそこに牛乳を加えます。
混ぜたらさらにアーモンドエッセンスも加えて混ぜます。
必ずマシュマロが液体になってから牛乳を加えるようにしてくださいね。
その後は冷蔵庫で一時間半ほど冷やして固めます。
そして固まったらお好みのフルーツなどをトッピングして完成です。
出来上がった杏仁豆腐は、器を揺らすと表面に割れ目が入るほどのゆるめの仕上がりとなっています。
雪見だいふく風アイス約8個分
( 準備するもの)
・白玉粉100g
・砂糖100g
・水165g
・コーンスターチ適量
・アイス適量
(作り方)
まず白玉粉と砂糖、そして水を混ぜ合わせて電子レンジ600 W で2分間加熱をします。
加熱後は一度混ぜ合わせて、もう一度電子レンジ600 W で2分間加熱をします。
そしてまた加熱後は混ぜてから生地をまとめます。
まな板などでもいいのでコーンスターチをたっぷり敷いて、その上にまとめた生地を広げて粗熱を取ります。
粗熱が取れてから直径15cmほどの円形に伸ばしていきます。
小さめの器を用意し、その器に生地を敷いたらディッシャーで丸くくりぬいたアイスをのせて、生地で包んで完成です。
家でも作りやすいレシピとなっているので、是非挑戦してみてくださいね。
渋川祥子先生の出版本
渋川祥子先生はテレビでもたくさんのレシピを紹介されていますが、本も出版されています。
『料理と栄養の科学』
渋川祥子先生と共に料理研究家の牧野直子さんと一緒に、手掛けられた一冊です。
栄養や料理、保存に関する疑問を100個取り上げ、解明されており、また実験の様子やレシピ・料理の写真なども掲載されています。
この一冊で美味しさの理由を知ることが出来る一冊となっています。
『料理が楽しくなる 食材選び便利帳』
食材にはそれぞれの特徴がありますが、似ているようで実は全く違う性質を持っているものもあります。
それを解説されていて、毎日買い物や料理をされている方にはとても役立つ一冊となっています。
食材それぞれの違いを知ることができ、本当に必要なものを選ぶことができるような便利帳となっているんですよ。
この他にも渋川祥子先生の著書や、渋川祥子先生と料理研究家などが共同で作られた著書などたくさん出版されています。
インターネットや書籍店などでぜひ確認してみてくださいね。
まとめ
私たちは毎日食事をとっていますが、私たちにとって一番身近な食材だからこそ、 知らないこともたくさんあると思います。
便利に使っている調理器具や家電製品なども、この方のおかげで今私たちが当たり前のように 使うことができるようになっているのですね。
身近だからこそ知らないことが多い食材についてや、調理方法など、もっともっと渋川祥子先生から学べることができると思いますよ。
今回世界一学びたい授業では最後の授業と言われています。
渋川祥子先生が伝えてきたこと、書籍やインターネットを通じてもっともっとこれからの生活に役立てていきたいですね。
最後の授業とても楽しみにしています。
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