『特捜9 season2』第10話「時間差心中」 あらすじネタバレ&感想・考察 会社トップ2の心中劇の裏側には…。

『特捜9 season2』第10話「時間差心中」 あらすじネタバレ&感想・考察 会社トップ2の心中劇の裏側には…。

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『特捜9 season2』第10話「時間差心中」 あらすじネタバレ&感想・考察 会社トップ2の心中劇の裏側には…。

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悪徳商法で儲けた資金で急成長した会社の社長と副社長が心中! このニュースを他人事のようにテレビで眺めていた特捜のメンバーに鑑識・猪狩が調査を依頼してきました。「古くからの友人が、こいつらに引っかかって自殺した」と。不可解な事件に、特捜が捜査に乗り出しました!

『特捜9』第10話のあらすじネタバレ

通販会社の前身は「悪徳商法」だった!

大手通販会社「橘マーケティング」の社長・橘 英輔(大西武士)と副社長・三島綾香(三輪ひとみ)が二人揃って橘のマンション下で転落死しているのが発見されました。

所轄署では、“心中”として処理しようとしています。

そのニュースを見ている特捜の部屋に、鑑識の猪狩(伊東四郎)がやって来ました。

「橘は自殺するタマ(ヤツ)なんかじゃない。裏に絶対何かがある。調べてくれないか」と浅輪(井ノ原快彦)に頼みにきたのでした。

猪狩が言うには6年前に、自分の古くからの友人の森山(松田 章)が悪徳商法に引っかかった挙句に自殺。そこまで追い込んだのが、橘の会社だったとの事です。

この話しを聞き、浅輪の指示の元に各メンバーが動き出しました。宗方はうなずいて、皆を頼もしそうに見送っていました。

気になる点が、いくつも出てきて

この心中には“おかしな点”がいくつも存在していた事が、特捜がちょっと動いただけで複数出てきます。

まずは橘のマンションへの出入りを見ようとしても、防犯カメラが半年に1度の「メンテナンス日」で稼働していないのです。これでは、副社長の綾香がいつ室内に入ったのかが分からないですよね。

橘が残した遺言書も、会社のPCに「すまなかった」という旨が書かれていただけというのもおかしいですよ。

さらに、当初から死亡推定時刻に1時間のズレがあった事は分かっていましたが、先に死亡した橘は後頭部を鈍器で殴られたような痕跡が。

これで心中ではなく、殺人事件であると確定します。

『同時に飛び降りたのではなく、先に死んでいた橘を見て悲観した綾香が“後追い”した』という説も履がされたわけです。

なお、マンションの防犯カメラはメンテナンスをしていましたが、近隣のカメラが入り口をフォローしていて綾香がキャリーケースを持ってマンションに入っていった事も判明しました。

通販番組を生配信中という事で容疑者から外れていた綾香も、犯人の可能性が出てきたのでした。

6年前の事件が発端となって…

この事案は猪狩の言った通りに、「心中」ではなく殺人と判明しました。犯人は、綾香です。しかし成人男性をひとりでベランダまで運んで、そこから自殺と見せかけて突き落とすのは至難の技。共犯がいると、仮説を立てました。

そして鑑識官・佐久間(宮近海斗)に血液痕の調査を依頼したところ、室内と浴室から血の跡が出てきたのです。これによって、室内で殴打→浴室で(何らかの)作業→ベランダから階下へ、という図式が成り立ちました。

浅輪はマンション外のカメラに映っていた、キャリーケースを転がす綾香の姿を思い出して、“氷を入れていたのではないか”と睨んだのでした。

殺したあとに死体を冷やせば、死亡推定時刻をずらして、自分は罪に問われる事もなく逃げ切れると計算した模様です。

共犯には、6年前の事件の「被害者の会」の弁護士・佐々木麻里(馬淵英里何)を使いました。橘亡き後の顧問弁護士の座をちらつかせて協力させた事も分かりました。

ちなみに、麻里がカメラに映っていなかったのは綾香の手引きで住民専用の出入り口をつかったためです。

事の成り行きは、2人3脚で会社の経営をしていたかに見えた橘と綾香でしたが、橘は会社の資金を横領していたのです。それに逆上した綾香が麻里を巻き込んで殺害。会社を独り占めしようと試みたというわけです…。

しかし、協力したかに見せた麻里は自身の復讐を遂げるべく綾香をベランダから突き落としました。自殺に見せかけたものの、麻里によって綾香は「心中」に偽装されて殺されたのです。

なぜかというと、6年前の悪徳商法で自殺したのは猪狩の友人・森山だけではなく麻里の両親も自殺していたのでした。つまり、この「時間差心中」で自分の復讐を果たしたのです。

綾香が心中と思わせた殺人が、別(復讐)の意味での“心中”だったわけです。

麻里は、人の役に立とう弁護士になりました。しかし、両親の死を前に無力感を感じてしまったのです。

「あなたならどう思いますか?」と麻里は浅輪に尋ねました。すると、

「僕も憎むと思う。でもあきらめちゃいけない。真面目に生きている人が報われると信じないと…」。

浅輪は自分が刑事をやっている意味を噛みしめていたようです。

こうして事件は解決しましたが、浅輪を中心に自分の役割りを全うした特捜班、着実に力をつけてきた鑑識官の佐久間を頼もしく見つめる宗方の胸の内には、去来するモノがあったようでした。

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『特捜9』第10話の感想・考察

普段から寡黙で、余計な事をゴチャゴチャ言わない宗方班長が特に今話では「見守る立場」に徹していました。これは、“言わなくても分かっているよな”という気持ちの表れだったみたいですね。それが、最終回に繋がっているかと思うと淋しいのですが…。

通販の生放送を使ったアリバイ・トリックは古臭いようですが、見せ方次第ではリアルなんですよね。取り上げ方によっては、“まだ使える”と証明してみせたようで、面白かったデス。

『特捜9』第10話のまとめ

今話は、「誰が主役の回」というのではなくチームのまとまりを見せた回。

ラストシーンでは、宗方班長が警視総監室のドアをノックして終わりました。思えば『特捜9』が結成されたのも神田川警視総監(里見浩太朗)の提案によるもの。

宗方は神田川に班長を降りたいと申し出て、特捜を辞めるような気が…。

それを考えると、今話の二重三重のトリック破り(=事件解決)が次週の宗方退任への道筋だったように思えてなりません。どうなるのでしょうか?

とにかく、自分の目で「視る」しかないようです。

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