市川市民がお怒り!公用車リース代差額を市長負担?金額や市長の意見は?

市川市民がお怒り!

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千葉県市川市が公用車に高額のテスラEV導入し話題になりました。どんな車なのか、また以前との違いなど詳しくまとめてみました!

今までの公用車との違いは?

千葉県市川市が、新規にリース契約したテスラSUV「モデルX」(6人乗り)は、愛好家らによる保守的な計算でも40km/L相当の燃費を誇ります。一方、以前、市長がクラウンハイブリッドは中古車店などによると約14km/L程度だそうです。市川市企画部は「電気代と燃料代の比較などを考えると維持費は安い」と述べていました。

従い、仮定を元に、テスラとクラウンハイブリッドの燃料代を比較してみることにします。

・ガソリン1リットル当たりの発熱量を約8,000kcal(1 kWh ≒ 857 kcal)と換算。

・ガソリン1ℓの価格を¥150(税込み)

この前提にて、電気代を燃費換算する(計算過程省略)

この前提では、テスラを使用した場合、月間11,500㎞走行すれば約8万円の燃料費削減効果があります(8万円というのは、後で述べる、月間リース費用の差額です。)

しかし、月間走行距離11,500㎞とは、月間で25日走行した場合の一日当たり460㎞走ることを意味します。

市川市から千葉県庁まで往復しても、勿論これほどの走行距離にはなりません。実際の走行距離は、その4分の1以下の1日100kmくらいでしょうから、その場合の月間燃料代削減額は1万7千円程度です。

 尚、6/26市議会6会派が示した日産のリーフの場合、燃費を同様に換算するとガソリン1ℓあたりで約80km走ることが出来るそうです。

但し、リーフの大きさやグレードはカローラ・アクシオサイズですので、市長の公用車にこのクラスを採用するかは別問題かもしれません。

なぜ公用車が変わった??市長の意見は?                   

 排出二酸化炭素削減量20%(2013年度比の2025年度)を目標としている市川市は、環境保護施策をPRするためとして、電気自動車の使用を「市が率先して対策に取り組む姿勢を示す広告塔の役も担う」としていました。

市長も、平成31年度の施政方針演説において「再生可能エネルギーを積極的に利活用した低炭素社会への取り組みを進めてまいります。」「循環型社会の形成を推進する。」「地球規模で環境を考え、足元から地域で行動する。」と述べました。

 こうした取り組み・施策の一環としての、電気自動車のリース利用開始ではありましたが、コスト比較や議会への事前説明などが充分ではなかったようです。

差額はいくら?なぜ市長が負担?

 気になる電動自動車のリース料は月額14万5千円(税込み)で、これに対して従前のクラウンハイブリッドは月額6万円でした。

市民の批判などを受け、市長は「市民の負担感をいったん払拭(ふっしょく)しようと考え」て、差額の8万5千円を値上がり分に相当する月8万5000円を自身の給与から減額することで自己負担することを決定致しました。

また、もう1台リース契約する予定だったセダン「モデルS」(5人乗り)については入札を延期するとし、あわせて必要になる条例改正について、議会に案を提出すると明らかにました。

(ちなみに、クラウンハイブリッドに比べた燃料代の削減額が1~2万円程度あるので、市川市として増える支出は8万5千円ではなく、6万5千円から7万5千円くらいかと試算されます。)

 公用車の問題については、政権与党の国会議員が子女の保育園送迎に公用車を使用していたことが大きな物議を醸し、「文書通信交通滞在費名目で月額100万円も国庫から支出され、しかも領収書提出の義務もない国会議員に公用車は不要」とまでいう議論を呼びました。

また同じく政権与党系の前知事が別荘への移動に公用車を利用した費用の約371万円についての損害賠償請求に対して、その自治体内の監査委員が請求を棄却して、野球観戦・コンサート鑑賞の際の公用車の経費約6万の返還だけでお茶を濁したなどとこともありました。

このような近年の出来事もあって耳目を集めやすくなっていることから、市長としてもいわゆる幕切れを早くすべきと判断したのでしょう。

勿論、目前に迫っている参議院選挙への影響を考慮した可能性は否定できないと考えられます。

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議会や市民の声やネットの声は?

市民の代表である市議の一部は「導入計画を何も知らされていない」と反発しました。

「予算書には「自動車管理費」などと記され、テスラ車導入の市の説明がなかった」為に、多くの市議は「審議できなかった」と述べました。

しかし、「自動車管理費」という支出項目としても、且つ年間では百万円以上も増加する予算案につき、なぜ牽制機能を果たせなかったか、市民から「行政を監督する立場」を見た場合に疑問が残ります。

 一般市民は、情報開示請求をする等しなければ予算内容を知る立場にはないわけです。クラウンですら高価であるのにもかかわらず、その2倍以上のリース代を自分たちの税金で賄うことについて、予算段階で知らされずに納車後に知らされれば、納得できないのは当然でしょう。市役所には17日までに市民からの意見が700件以上寄せられ、その9割以上が導入に反対でした。

また、Twitterでは市長に対しての不満な声が多数寄せられていました!

まとめ           

 公用車は副市長用に用意したものですが、決定を下した責任者である市川市の村越市長は、報道の通り、従前のリース費用との差額を自己負担することの表明とともに、「批判は素直に受け入れる。今後、議会や市民の理解を得られるよう説明していく」と、市民や議会への説明不足を陳謝しました。また、今回の外車EVの導入に関しては、3年後の市長選で民意を問う意向も示しました。

 環境対策の為とはいえ、事前の説明責任が充分では無かったこと、及び、自治体の長という立場にたってしばらくしたことにより、庶民感覚からかけ離れた“税金での買い物”をしてしまったことに気が付いたのが遅かったかもしれません。

 ~「説明責任を果たす」「住民(市民)の声に耳を傾ける」「批判も貴重な意見として受け止める」~

 政治家がこうした行動をとるかどうかは、我々市民、有権者の行動にかかっているといっても過言ではありません。

 参議院選挙に臨み、政治家の襟を正すことができる貴重な一票を、大事に行使したいものです。

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