『特捜9』第9話「浅草大捜査線」のあらすじネタバレ&感想・考察

『特捜9』第9話「浅草大捜査線」のあらすじネタバレ&感想・考察

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『特捜9』第9話「浅草大捜査線」のあらすじネタバレ&感想・考察 をまとめてみました!

寄席を舞台に薬物による殺人事件が発生しました。その日は青柳と妙子も落語を聞きに行く予定です。その寄席前で青柳は龍丸会・塩田も見かけて…。同時に龍丸会のフロント企業「シビリア」の社章を固く握ったままの死体が発見され、青柳周辺はキナ臭くなっていくのでした。

【『特捜9』】第9話のあらすじネタバレ

妙子と龍丸会・塩田との因縁とは?

東京・浅草(台東区)の寄席「木馬亭」の前では妙子(遠藤久美子)か青柳(吹越 満 )を待っていました。その日は“落語デート”の予定だったのです。

2人して亭内へ入ろうとした時に、青柳は暴力団・龍丸会の塩田(大鷹明良)の姿を電柱の陰に見ました。

「先に入ってて」と、妙子に告げた青柳は塩田を追いましたが見失ってしまいます。

この塩田ら龍丸会は妙子を麻薬漬けにして働かせていた過去があります。その時に救い出したのが青柳で、それが縁で恋人関係になり現在は生活を共にしています。

その塩田が妙子の周辺をうろついていたのですから、尋常ではないですよね。寄席で殺人があった事もあり、青柳は「腹痛で欠勤」して塩田を洗い出しはじめました。

寄席と神社、2カ所での殺人事件

青柳と妙子が聞くはずだった寄席で、殺人事件が起こります。それも、妙子の後ろの席にいた「たい焼きのご隠居」と呼ばれる老人・中沢幸平(勝部演之)さんが食べていたたい焼きに青酸カリが混入されていて、薬殺されたのでした。

その中沢から妙子は“待ち合わせの人の分も”と、たい焼きを2ケ貰っています。手を付けていたら、2人とも青酸カリで死亡していたところだったと鑑識からの報告で分かりました。

殺された中沢さんは、寄席に行く前には必ずたい焼きを買うのが常でした。犯人は、その事を知っている人物になります。

青酸カリを混入しやすい立場のたい焼き屋「すぎた」でも、店内に怪しい点はありません。それどころか、「面倒見がよくて恨みをかうような人物ではありません。親同士が兄弟のような関係で、父が死んだあとは親代わりになって面倒をみてくれた」と、店主の杉田健次郎(松浦慎一郎)も言っていました。

近所の評判も良く、恨まれたりトラブルに巻き込まれている様子もなかったようです。

これで一旦は、「中沢さん殺し」は暗礁に乗り上げた形となりました。

その同じ頃、寄席ともほど近い神社の境内で死体が発見されます。被害者は片山芳次で、握りしめていた社章から調査してみるとIT企業「シビリア」のものと判明。片山はその会社の社員でした。

ただ、このシビリアは龍丸会のフロント企業で、片山が“何か”を持ち出した事から、暴行をくわえられたのちに頭部を鈍器で強打して殺したと推測されました。

塩田が現場にいたのと、片山が殺された事からシビリアを捜査すれば何かが出てくるだろうと、青柳はシビリアに踏み込む事を浅輪主任(井ノ原快彦)に直訴します。

ひとりで行かせるのは心配なので、新藤(山田祐樹)も同行するように指示を出しました。

すると、シビリアの入っているビルには捜査2課も張り込んでいて、青柳とひと悶着です。

浅輪は三原刑事部長(飯田基佑)から“お叱り”を受けますが、逆に「先に手を出してきたのは2課だと聞いていますが。それより、この事件は合同捜査にしませんか?」と、言い出しました。

情報の共有を目論んだのです。

拾ったカバンからは、とんでもないモノが!

2課の情報から、龍丸会構成員で「シビリア」の代表・末永良一と、金庫番・片山芳次らは、特殊詐欺グループを形成している事が分かりました。

片山は、その機密データを持ち逃げしたため殺されたらしいと2課は睨んでいるようです。

そして、その情報が入ったSDカードと、これもシビリアから持ち出した500万円を神社の境内に隠したのです。それを、拾ったのが杉田だったのです。

それを話してくれたのは、たい焼き屋「すぎた」の杉田咲子(真下玲奈)でした。閉店後にお参りに行くのを日課にしていた夫の杉田が帰ってきてカバンを開くと大金が入っていたそうです。

これで、店の開店資金が返せる」と言う杉田を説得。カバンごと中沢さんに預けたのです。

「すぎた」に話しを聞きに行った浅輪と新藤でしたが、店は閉まっています。

そして、中から慌てて飛び出してきた咲子が言うには、杉田がいなくなり、連絡が取れないというではありませんか!

龍丸会(=シビリア)は、SDカードも金も全てネコババしたとおもい、杉田を拉致したのです。拉致された杉田の身は危ない状況に…。

そこに2課から「龍丸会のアジトが判明」と、連絡が入りました。アジトへ特捜が踏み込んで、杉田は無事に救出。塩田らも一斉に逮捕されました。

龍丸会は、SDカードに入っていた詐欺マニュアルや顧客名簿を探して、中沢さん宅の家探しや杉田への尋問で取り返そうとしていましたが、結局は分からず終い。

答えは寄席にある常連が預けておく“自分専用の座布団”のなかにコインロッカーのカギがあり、そこにしまわれていたというのが顛末です。

最後に残された問題は、中沢さん殺しの犯人です。

それについては、今まで散々世話をしてもらった落語家の春楽亭隆三(笠 兼三)の犯行だと分かります。

「バカラでの負けが込んで」詐欺グループの仲間に入り、“青酸カリで薬殺する”事を強要されての犯行だと自供しました。

たい焼きに入れてすり替えたのは、その方が確実だと思ったから。寄席ではいつも、たい焼きを食べながら落語を聞いていたのを知っていたからです。

塩田の取り締まりの途中で青柳が退室しようとすると「まだ、あの女とつき合ってるのか?」と聞かれ、

「おかげさまで幸せにやってるよ」

と、答えた青柳。

ラストシーンでは妙子と2人して、「この前は聞きはぐっちゃったから」とたい焼きを買って手を繋いで寄席に向かって歩いていきます。塩田に言った「幸せにやってる」という言葉に嘘はないようでした。

【『特捜9』】第9話の感想・考察

今話は男の魅力を存分に生かした「青柳回」でした。妙子の登場も久しぶりだったです。

う~ん、エンクミ「いいね」。

『警視庁捜査一課9係』時代には、もっと事件に絡んでいた事もあったのでたまには妙子の活躍も観たい気がします。早瀬川(原沙知絵)と小宮山(羽田美智子)コンビの向こうを張って、倫子(中越典子)、矢沢早苗(畑野ひろ子)と女子会を組むのもいいかも!?

謎解きは、いつもの「初級レベル」で分かりやすかったと思いますよ。その方が、青柳ファンには、じっくりと観る事ができて良かったのかも知れませんね。

【『特捜9』】第9話のまとめ

サブタイトルが「浅草大捜査線」というのは、ちょっと大袈裟なんじゃないでしょうか(笑)。

あまり情緒的でもなく、風情があったわけではないですから。

それと、落語のお題を「芝浜」にした割りには、解説というかオチがイマイチでしたね。吹越さんは熱演していましたが。

『いだてん』でもそうでしたが、「芝浜」に限らず落語を引き合いに出す時にはよっぽど注意しないといけない、という事なんでしょう。

元の噺を知らないと、限られた時間の中で表現するのは難しいですよ。

というわけで、今話はサブタイトルに「再考の余地あり」、内容は「青柳の魅力を引き出したので『良』」といったところでしょうか。

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